ギリシャ語でカイロは「手」、プラクティックは「技」を意味します。
カイロプラクティックは、骨格の歪み、特に背骨の異常を手技により矯正し神経の働きを回復する療法です。身体をコントロールしている神経は脳から脊柱を通り全身に情報を伝達、その働きが良くなれば自然に症状の回復と共に健康になるというわけです。
カイロプラクティックは1895年、アメリカ人ダニエル・デービット・パーマー氏により創始し、今では世界中100か国以上で実施され、40余りの国々で医療資格や国家資格など法制化されています。また、WHO(世界保健機関)は独立した医療として認め、90の国・地域で組織されているWFC(世界カイロプラクティック連合)はWHOへ正式に加盟しています。
わずか100年余りで世界中に広まっているカイロプラクティックですが、残念ながら日本では法制化されず国内教育レベルは様々です。2006年11月、WHOは「基礎教育と安全性に関するガイドライン」を発表しました。KCSセンターは国際基準のカイロプラクティック教育を受けた者のみで構成されています。
カイロプラクティックQ&A
Q ポキポキされそうだけど痛くないの?
A 施術は、基本的に手のみで行います。
間接の異常部(サブラクセーション)の歪んだ一点に集中していケアしていくため施術自体に痛みは伴いません。体にソフトな施術でお子様からご年配まで幅広くご利用いただけます。
Q 痛みと背骨の関係って?
A 背骨は24個の骨が積み木を重ねたように縦に配列し、上下左右の間接によって動くことができます。その積み木の一部が何らかの原因で正常な動きや位置から逸脱すると、神経を圧迫することがあります。神経を圧迫すると、体のあちこちに異常(痛み・不調)が出ます。神経は、感覚や運動機能・内蔵機能をコントロールする役割を持ち、脊髄神経は脊椎の中を通っています。だから、背骨の一部が異常をおこすと「痛み・不調」として教えてくれるのです。背骨の正しい配列は、体内の情報伝達を正常に行う=健康に過ごす上で大変重要です。